今回は、『嘘つき姫と盲目王子』の評価・評判・感想・レビュー・口コミをまとめています。
それでは、ご覧くださいませ!
どんなゲーム?
発売日 | 2018年5月31日 |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
対応機種 | Nintendo Switch |
対象年齢 | 12歳以上 |
価格(税込み) | パッケージ版:6980円(税抜) ダウンロード版:7538円(税込) |
開発元 | 日本一ソフトウェア |
今作の最大の特徴は、ペンで描かれた様なアナログ調のグラフィックであること。
『画面を構成する多くの要素がデザイナーの手書き』という拘りです!
アクションパートでは、クロスハッチングで表現された陰影、森の奥行きを感じさせる多重スクロール、やわらかな光の質感などの繊細な2Ⅾグラフィックを楽しめます。
イベントシーンでは声優の朗読があり、ページをめくる演出と共に進めるので、まるでゲームと絵本を融合した雰囲気が出ています。
本作は、ステージクリア型のアクションアドベンチャーとして進行します。
姫と王子で役割があり、姫が敵を倒し、王子に指示を出すことが中心です。
派手なアクションでは無いですが、絵のお陰で他にはない雰囲気に仕上がっていますね。
しかし、『クリアまでのプレイ時間が身近過ぎる』というのは大きな欠点です(^-^;
そこがどう評価に影響したのかは、以下からご確認ください。
好印象だと思った方の評価・感想など
- 紙へのこだわりが凄いと直ぐに感じた
- 人間は直ぐに死ぬということを改めて実感させられた
- 姫の王子への想いに胸がときめいた
- 朗読劇のような進行方法がとても新鮮でいい
- 暖かいお話のようで、時に残酷な演出が入るのも感心させられる
- じわじわと心に訴えかけてくるシナリオで、最後には普通にボロ泣きした
- 姫も王子もデザインが秀逸で、絵本であるという事が強調されている
- 久しく絵本を読んでいない大人にこそやって欲しい
このように、値段に触れなければ評価の高い部分は間違いなく多いです!
値段を気にしすぎない方であれば、1つのアクションアドベンチャーとしてお勧めできます。
「物語、世界観、音楽、グラフィック、ゲーム性」のバランスがとても優れています。
複雑な操作も無いので、世界観に浸りやすいのもメリットでしょう。
朗読パートでは、フルボイスでこの世界観に合う声優さんがナレーションしてくれます。
朗読はいつでも聞くことが出来るので、クリア後に何度も聞くのも良いでしょう。
個人的には、狼(姫)の王子への想いに胸を打たれました。
とにかく泣けますよ。
つまらなかったという方の評価・感想
- 値段が内容と全く釣り合わない
- 価格6000円超え、総プレイ時間10時間未満は酷い気が
- ステージ数は多いものに、1つ辺りが短すぎる
- 難しいギミックは謎解きくらいで、後は簡単すぎて歯ごたえがない
- 収集要素も直ぐに終わりますし、早めに売る人も多いでしょう
- 値段を気にしなければ名作なんだけどなぁ
- 来週には中古で大量に出回って良そうだ
このように、値段と内容が釣り合わないことに不満を感じる人が多いようです。
内容自体の文句はほぼ無いですが、プレイ時間と値段のせいで高い評価を付けられない。
多く聞かれたのは、「インディーズソフトくらいの価格なら文句なし」というもの。
個人的には最高でも「5000円」くらいにするべきかなと。
クリアまで本当に時間が掛からないので、発売週に売却する人も確実に増えるでしょう。
プレイしたいと思っている方は、中古で並ぶのを待った方が良さそうです。
まとめ
このように、値段のせいで評価を下げてしまっているのが非常に残念ですね(^-^;
内容は名作と言って差し支えないですが、プレイ時間が10時間超えないのでは厳しいです。
人によっては、YouTubeの実況動画で充分だと思ってしまうでしょうね・・・。
個人的にはプレイはして欲しいものの、コスパは良くないので勧めにくいという感じです。
なぜ、この値段でこのボリュームなのかを制作者に聞いてみたいです。