今回は、2020年リリース予定になっているFPS/TPSのPCゲームから、期待大のタイトルをピックアップして紹介します。文章だけでは伝わりづらい部分もあるので、各ゲームの末尾にある動画も併せてご覧ください。
以下の基準で選出しているので、参考にしていただけると幸いです。
- 同社類似タイトルのsteamレビュー
- シリーズレビュー☆3以上
- レビュー件数20件以下を含まない
RAINBOW SIX QUARANTINE(レインボーシックス クアランティン)
発売日 | 2020年4月以降 |
発売元 | UBISOFT |
開発元 | UBISOFT Montreal Studio |
ジャンル | FPS |
販売価格(税込) | 未定 |
『レインボーシックス クアランティン』はレインボーシックスシリーズの最新作です。シリーズ内でも『レインボーシックスシージ』といえば有名です。その『レインボーシックスシージ』の2018年Outbreakイベントが発端となり、 『レインボーシックスシージ』の多彩なオペレーターからインスピレーションを受け、レインボーシックスの世界から数年先の未来を舞台とした、3人COOPのタクティカルFPSとして開発されています。
本作ではレインボー部隊のオペレーターたちが、突然変異した新種の地球外寄生生物と対峙するSFチックな内容となっています。これ以上の情報が公開されていない為、かなり不透明ではありますが、この不透明性こそ期待を寄せる一因でもあります。
『レインボーシックスシージ』は、e-スポーツとして世界大会が開かれるほどの人気と競技性をもち、文字通りの大ヒット作となっています。また、レインボーシックスはもともとPvEのゲームであり、『レインボーシックスシージ』を作ったUBISOFTのモントリオールスタジオが本作を手掛けています。また、『レインボーシックスシージ』のsteamレビューは452,780件という大多数におよび、非常に好評を獲得していますので、その期待度は座して待つにふさわしいと言えるでしょう。
UBISOFT公式サイトでは、2020年初旬を発売日としていますが、同社公式ブログにて4月以降に延期することを発表しています。
E3 2019 オフィシャルティザームービー
WATCH DOGS® LEGION(ウォッチドックス レギオン)
発売日 | 2020年4月以降 |
発売元 | UBISOFT |
開発元 | UBISOFT |
ジャンル | アクション |
販売価格(税込) | 8,400円(9,240円)~ |
『ウォッチドックス レギオン』はウォッチドックスシリーズの最新作です。前作は『ウォッチドックス2』で、本作ではナンバリングが外され、『レギオン』とされています。アクションですが、銃を使う場面もあり、FPS/TPSのジャンルも含んだものであることが特徴でしょう。
『ウォッチドックス1・2』では舞台がアメリカでしたが、本作はイギリス、ロンドンの近未来を舞台とし、オープンワールドとして作成されています。
ストーリーとしては、崩壊の危機に直面したロンドンを舞台に、レジスタンスを組織して奪還を目指すと言うものです。町中を駆け巡ってレジスタンスの仲間を増やし、誰にでもなれる機能を使って仲間を自由にコントロールして目的を達成していきます。仲間にするキャラクターにはすべてスケジュールと背景となる物語が設定されています。死んだ仲間は戻ってこないという現実味あふれる設定もあり、のめりこめる事間違いなしでしょう。
キャラクターごとにクラスが設定され、得手不得手が設定されており、RPG要素も含まれています。『ウォッチドックス2』のsteamレビューは32,2614件で非常に好評となっている為、本作も期待大と言っていいでしょう。
UBISOFT公式サイトでは、2020年3月6日を発売日としていますが、同社公式ブログにて4月以降に延期することを発表しています。
ウォークスルートレーラー(公式)
Disintegration(ディスインテグレーション)
発売日 | 2020年 |
発売元 | Private Division |
開発元 | V1 Interactive |
ジャンル | FPS |
販売価格(税込) | 未定 |
『ディスインテグレーション』はPvEとPvPの両方の要素を持つ完全試作となるFPSゲームです。
本作は、異常気象や食糧不足、人口増加などにより世界規模のパンデミックによって国家の崩壊した世界が舞台となります。人間の脳を取り出してロボット化することで危機を回避することになります。
実際にそれは一時的な対策で、人間に戻るはずだったのですが、一部の者たちがその対策こそが人間の未来と考え体制に反旗を翻し、彼らは自らをレイヨンと呼ぶようになります。主人公は、このレイヨンに対抗するローマー・ショールです。彼が所属するグループには様々な人々が所属し、人間に戻る為に戦う事になるのが本作です。
本作では低空を飛行するグラビティサイクルと言うビーグルを駆使して戦うことになるのですが、その戦闘の特徴として、地上AIユニットを率いている点です。地上AIユニットはプレイヤーの指示で様々なアビリティを初そうさせることができ、これにより戦術の幅が広がり、ただ移動して撃ち合うだけに終始しない戦闘が繰り広げられることが期待されます。
前述の通り、PvEとPvPの両方の要素を持つ本作は、主人公のストーリー等のキャンペーンの他に、5on5のマルティプレイヤーモードも用意されています。
これまではPvPFPSは結局のところ、撃ち合いが主眼となるものが多く、それ故に基本的な動きや戦術が同じで飽きが来てしまった人もいるでしょう。しかし、本作ではAIユニットの登場によって、プレイヤーが考えるべきことが増えた為、より複雑な戦術と、勝った時の達成感は非常に高いと言えるでしょう。考えるべきことが増えた結果、ヒット作となる作品も非常に多いので、本作もかなり期待できるのではと思っています。
公式トレーラー
まとめ
2020年新作FPS/TPS PCゲームから期待の大きなゲームピックアップを紹介しました。
2020年はFPS/TPSゲームはPCに限らず、他のプラットフォームでもPvEを主眼に置いた新作のリリースが多めです。筆者がつかんでいる情報でも、PvPは今回紹介した『ディスインテグレーション』のみにとどまっています。敷居が高いと思われがちなジャンルですが、新作であればスタートは皆同じところから、ただ少し慣れがあるけどその慣れが邪魔をする場合もありますから、この機会に初めて見てはいかがでしょうか?
今回はピックアップして紹介していますし、FPS/TPSゲームの趣向は様々ですから、この他にも期待できるゲームはそれぞれにあると思っています。「このゲームもおすすめだよ!」という意見もありましたら、コメント欄にてお待ちしております。