今回は、黄金の国イーラの「クリア後の評価・感想・レビュー」をまとめています。
重大なネタバレもありますので、未クリアの方はご注意ください。
それでは、ご覧くださいませ!
ストーリー
黄金の国イーラは、ゼノブレイド2本編の500年前のお話。
シンのドライバーであるラウラが主人公となり、ラウラに関わる人たちの生き様や死に様を描いています。
本編クリア済みの方は、黄金の国イーラが悲しいお話ということは既に知っていると思いますが、ラウラが死ぬまでにどういう行動をして来たかは今まで詳細に描かれて来ませんでしたよね?
本編でラウラがシンと同調した際に襲い掛かってきた男の名前が「ゴウト」であることや、ラウラの母親の行方だったり、イーラの正式なドライバーになっている事だったり。
ヒカリがホムラを作った瞬間だったり、ヒカリがメシマズだったりと(笑)
いろいろな事実が明らかになり、本編クリア済みの方は感慨深いものがあるでしょう。
エンディングではマルベーニが謀略で法王となり、抵抗軍のキャンプを襲い、シンがマンイーターとなり旅立つシーンで終わりました。
本編未クリアの方は、ちょっと理解が追い付かないかもですが、ここは本編プレイで疑問を解消して下さい。
終わってみて率直に思ったことは、最高のバッドエンドだという事です。
本編主人公のレックスに受け継がれるという明確な描写もありますし、この流れでゼノブレイド2本編をまたやりたくなります!
戦闘
本作の戦闘はゼノブレイド2本編のものから若干の変更があります。
まず、ドライバー1人とブレイド2人のチーム制で、戦闘では交替をしながら戦うという点。
交替することでHPの赤い部分が回復したり、スイッチアーツが発動するメリットがあります。
属性玉に関しては、全員が「ボールメーカー」を持っているようなもので、必殺技ごとに一定確率で属性玉が発生します。
少しの間に5つくらいは簡単に出来るので、チェインアタックが本編よりも強く、楽に大ダメージが与えれます。
必殺技の連携も、属性関係なくLvさえ合っていればいいですし、戦闘はかなり簡単になっていますね。
本編よりもテンポは良く、敵が硬すぎないために敷居は低くなっています。
レベルもかなり上がりやすいですし、戦闘で苦戦することは少ないですね。
個人的には本編の方が戦略性が有って好きですが、これはこれで有りだと感じました。
クエスト
本作はクエストによって、ストーリーが進行していきます。
ヒトノワのLvを上げないと、後半は進行出来ないために、これがかなり煩わしさがあります。
とは言え、クエスト一つ一つが雑では無いですし、ラウラたちとしっかり絡んでいるのは評価できました。
本編だと適当に定型文だけで終わる事も多かったですしね。
「リタのオアシス、ザインの漂木」の名付け親も登場したり、本編に関わるお話もいくつかありますしね。
クエストをクリアすると、クラフトでのレシピが貰えるという仕組みでしたし、クエストは重要な要素です。
ボリューム
黄金の国イーラは平均クリア時間が20時間以上とされていますが、自分は17時間程度で終わりました。
そこそこ寄り道もしたので、普通にやれば15時間程度で行けるかも知れませんね。
極め要素を含めても、30時間は超えるくらいでしょう。
パッケージ版で買う方はコスパが悪いかも?と言えますが、エキスパンションパスの方は全然不満は無いと思います。
エキスパンションパスの中にはいくつもの遊び応えのある追加要素がありますし、その一つと考えるとこのボリュームは十分すぎて感謝しかない!
パッケージ版で買った方は、ゼノブレイド2本編を買う事で、黄金の国イーラ以外の追加要素も遊べます。
本編をやる事で意味が分かってくる部分も多く、感動も倍増するので、本編は絶対にやって欲しいです。
必要な情報は当サイトでほぼ揃うと思うので、是非ともご活用ください!
グラフィックや音楽
黄金の国イーラには、新作ゲームに向けて、新たな描画エンジンを使用しています。
本編よりもグラフィックは優れていますし、今後はこれが基本になるのは嬉しいですよね。
- 黄金の国イーラ
- 本編
イーラのマップを新たに制作したり、新規BGMやアレンジ曲なども使っています。
次回作以降の実験を兼ねているとはいえ、これをDLCでやってくれるのは驚きしか無いですね。
総評
エキスパンションパスとして考えた場合、満点に近い評価は与えられます。
黄金の国イーラだけが目的でエキスパンションパスを買った場合でも、決して損はしないでしょう。
本編未プレイでパッケージ版を買った方は、ストーリーも理解できない部分があるので、余り楽しめないかも知れません。
本編をプレイした方は絶対にプレイして欲しいですね!