今回は、絶体絶命都市4Plusの「クリア後の評価・感想・レビュー」をまとめています。
それでは、ご覧くださいませ!
※ネタバレ注意!!
ストーリー
主人公が住み慣れていない都市で大地震に合い、その中で様々な人と触れ合い、生き抜こうとする物語です。
パッケージでは女性だったので女性を選びましたが、男性でも違和感なくプレイ出来ると思います。
絶体絶命都市シリーズと言えば、選択肢によって展開が変化するのが特徴です。
今作でもおふざけ選択肢は健在で、それを選ぶと面白い展開になったり、時には胸糞悪い展開になります(笑)
ダニーの石投げイベントは胸糞悪いの極みでしたね。
今後のイベントに関わる選択肢も有るので、「あれを選んでおけば良かったな」と後悔することもありますね。
特にエンディングは分岐するので、2つ見るためにも事前にセーブを分けないとダメです。
2週目をやるという手段も有りますが、クリア後の追加要素もろくにないのでモチベーションは保てませんから(^-^;
クリアまでに様々な出会いがありましたが、どれも中途半端な結末で終わってしまった感があります。
弥生さんを襲った暴漢たちを捕まえられないままだったり、先生を失った生徒たちがどうなったのか?も気になりますね。
エンディングで、各キャラのエピローグくらいは流してくれても良かったと思うのですが。
それが出来ないのであれば、それぞれのエピソードをちゃんと完結させて欲しかったですね。
災害の過酷さは良く描かれていたと思いますが、いかんせん胸糞な部分が目立つすぎたのが(^-^;
全体を通して見ると、良いよりも悪い部分が多かったので、100点満点中の40点って感じです。
ボリューム
絶体絶命都市4Plusのボリュームですが、遅くても20時間未満でどちらのエンディングも見れます。
迷うのは「えにしだ団地」くらいですし、後は一本道を進んでいるだけって感じでした。
マップもそこまで自由に動けませんし、ビルの倒壊などで元いた場所に戻れなくなるのもマイナスですね。
探索の楽しみもほとんど無いですし。
VRモードもプレイして見ましたが、ただステッカーを集めるだけで、探索できる範囲もすごく少なかったです。
本編もボリュームが無くてガッカリしましたが、VRはもっとスカスカで完全に失望しました。
値段が4000円台までのゲームであれば、ギリギリ許せるボリュームと言えそうですが。
アクション
絶体絶命都市4Plusでは、「移動・しゃがむ・よじのぼる」くらいのアクションしか有りません。
大きな揺れの時にしゃがんで転倒を防止したり、しゃがみ移動で狭い場所を通り抜ける。
急いで移動して倒れてきたビルから逃げるなど、楽しいと思えるものは何一つ有りません。
例えば、巨影都市のようにヤクザから逃げたり、攻撃を回避するみたいなアクションが欲しかったですね。
総評
絶体絶命都市3から7年も待たせた割に、かなりお粗末な出来だったと言わざる負えません。
「災害の過酷さ、建造物の倒れる迫力」とかは評価できますが、それ以外は低評価です。
選択肢がメインのゲームですし、もうちょっとキャラクターを大事にしていれば、良い作品になれたかも知れないですね。
個人的な「クソゲーオブザイヤー」を受賞する可能性があるタイトルです(笑)