今回は、メトロエクソダスのクリア後の「評価・感想」をまとめています。
良い部分と悪い部分を強調しているので、購入の参考にして見て下さい。
それでは、ご覧くださいませ!
ストーリーやマップ
本作は「メトロラストライト」に続くシリーズ3作目のFPSゲームです。
ストーリーは「メトロラストライト」のグッドエンド後のストーリーとなり、アルチョム達がオーロラ号という列車で安住の地を求めてロシアを横断するというもの。前作を知らないと全く理解できません。
シリーズでは初のオープンワールドとして期待されましたが、その実情はチャプター形式で進み、特定のチャプターだけがオープンワールドになっているというものでした(^-^;
ロシアと言う世界で最も広大な土地を舞台にしているのに、香川県より狭いって感じでした。
オープンワールドのチャプターでも、そこまでマップにこだわりが感じられず、景色も殺風景でロケーションも良く無いのは落胆しました。
ようやく自然あふれる場所に来たと思ったら、そこは一本道ステージでしたからね・・・。
RDRほどとは言わないものの、少しは狩りや釣りなどの遊び要素も欲しかったです(設定的に厳しいが)
「ミュータントから取った素材で武器を作る」くらいはさせて欲しかったかなと。
「コナンアウトキャスト→アサシンクリードオデッセイ→RDR2」と海外のオープンワールドでは当たりが続いたので、ハードルが高くなっていた部分もありますけどね。
ストーリー進行自体は早いので、先の展開を早く知りたい方にはいいかもですが。
グッドエンドを見ると、ストーリー評価は結構高くなると思います。
クリアまで5日あれば十分なほどですし、忙しい人には良いかも?
個人的には、価格もそれなりにしますし、このボリュームは物足りませんが。
クリア後の追加要素も無いに等しいですし。
操作性や難易度
メトロシリーズは操作性の悪さは共通しているものの、本作が最も操作性が悪いです(^-^;
普通なら、シリーズを追うごとに改善される気がするのですけどね…。
細かい動きもしにくいですし、移動も快適では無いのでストレスが溜まります。
何かと画面酔いする場面が多いので、酔い止めを服用しないとプレイする気になれませんでした。
難易度に関しては、「ストーリー~レンジャー・ハードコア」まで5段階の設定ができるのですが、ノーマルでもハードに感じるほどの難しさだったので、イージーくらいが丁度良かったです。
先ほども言いましたが、操作性が悪いので難易度も自然と高く感じられます。
『よくこの操作性の悪さでリリース出来たな』と、クレームを入れたいレベルです。
戦闘
何度も言いますが、操作性の悪さから戦闘も楽しみにくかったです。
強制的に戦闘が開始される場面以外は、ほとんど隠密行動で進めるので、戦闘を行う必要すらない場面が結構あります。
必要最低限の殺生で済ませたい人はいいのかもですが、個人的にはもっとドンパチやりたかったなと。
隠密行動時の緊張感はなかなか楽しめましたが。
弾薬切れに関しては、簡易作業台でスパルタン武器の弾薬「スチールボール」が作れるため、全く戦えなくなるということが無かったのは評価できます。
とは言え、汚れで性能が落ちる武器も多いので、いちいち整備するのも面倒でしたね。
ガスマスクに関しても、フィルター切れの状態でオートセーブされると辛い部分もありました。
「セーブタイミング次第で詰む場面が結構多い」と言うのは当サイトにも多く報告されています。
バグやエラーが多い上に操作性が悪いので、ストーリー以外で何を楽しめって感じでした。
総評
前作経験者はストーリー評価が間違いなく高く、未経験者はグラフィックぐらいしか評価できない作品です(^-^;
中途半端なオープンワールドにしないで、一本道でも良いので、しっかりと作り込んで欲しかった。
今作でメトロシリーズは最後だと思いますが、もし続編が出ても購入しないですね。
今後はちょっとオープンワールドに対して警戒しそうです(笑)