今回は、オクトパストラベラーのストーリークリア後の「評価・感想・レビュー」をまとめています。
それでは、ご覧くださいませ!
ストーリー
今作では、8人の主人公のストーリーを楽しむことが可能です。
サガの様に独立している訳でなく、1つのデータで8人のストーリーの完走が出来ます。
キャラによって様々なストーリーが展開されたものの、キャラによって全然出来が違ったりしました。
ポッと出のキャラがいきなりラスボスになったり、終わり方がスッキリしないストーリーが結構あります。
最大の難点は、戦闘以外で仲間の必要性を感じなかったところですね。
パーティチャットで少し会話するくらいで、ストーリー内では何も絡みが無いのはどうかと思いました。
これなら、サガの様に独立したストーリーの方が良かったのでは?
それか、ドラクエ4のように、それぞれの問題を解決した後で出会うみたいな感じですね。
8人共通の目的を次回作で入れて欲しいです(クリア後では無く)
システム
今作はキャラごとに職業があり、それぞれで出来ることが違ったのは面白かったですね。
バトルジョブで誰にでもどの職業を付けられますが、それはあくまでもアビリティを増やすだけですから。
サイラスでしか「盗む」が出来なかったり、トレサでしか「買い取る」が出来なかったりと。
プリムロゼは「誘惑」でNPCを仲間にしたり、オルベリクはNPCと戦闘が出来たりと個性的でした。
戦闘においては、敵の弱点を突いてブレイクし、大ダメージを与えるというシンプルなもの。
単純すぎるかなと思いつつも、色んな職業や武器に活躍のスポットが当たるのは良い部分だなと。
誰でも強くなれますし、『弱いキャラがいない』のはキャラ愛重視の方には嬉しいでしょうね。
後半になるとダメージ「9999」超えの奥義も使えますし、より戦闘が楽しくなりますよ。
グラフィック
今作のグラフィックは、今までにない「HD-2Ⅾ」と呼ばれる表現方法です。
これは「ドット絵+3DCG」の融合で、懐かしさと新しさを同時に表現しているグラフィックと言えます。
「川の透明度、煌びやかな砂浜」などの自然美は素晴らしいの一言でした。
強いて欠点を上げるなら、町の質感がちょっと物足りないかなと。
これはドット絵なので仕方ないのですが、もうちょっとごつさというか、建物らしさが欲しかったです。
次回作が出たら、更によくなる気配がしますね!
音楽
音楽に関しては、全体的に素晴らしかったですね。
フィールドや町の雰囲気に合っていますし、特に戦闘BGMは気分を昂らせてくれます。
章ごとに戦闘BGMが変わるのも、進んでいる感が出るので良い。
強いて欠点を上げるなら、ボス戦に専用BGMをもっと用意して欲しかったという点です。
「○○のボスのBGM良かった」という声は少ないですし、次回作ではもっと拘って欲しい。
ゲームプレイの快適度
全体的にゲームプレイは快適に進めましたね!
次の目的地と推奨Lvが常にマップに表示されているので、まず迷う事は無いですから。
「今日はここまでプレイしよう」と計画を立てれば、大体がその通りに行けます。
無理して推奨Lvの高いダンジョンにいき、最強格の装備を取ってくるなど、プレイヤーによっていくつもの進め方があるのは面白さですよね。
全てのマップを歩きだけで行けるというのも、冒険感があって良かったなと感じました。
総合評価
ストーリー | 70点 |
システム | 85点 |
グラフィック | 90点 |
音楽 | 95点 |
ゲームプレイの快適度 | 90点 |
総合評価を見て分かる通り、ストーリー以外は満足出来ました。
ストーリーもクリア後要素を最後までやれば、結構良くなるという評判ですけどね。
ゲームショップで絶賛売り切れ中になる程の人気ですし、まさに大人がハマりやすいRPGと言えます!
気になった方は、是非ともプレイして見て下さい。