【鬼ノ哭ク邦】クリア後の評価・感想・レビューまとめ!多大なネタバレ有り【オニノナククニ】

今回は、鬼ノ哭ク邦(オニノナククニ)の「クリア後の評価・感想・レビュー」をまとめています。

多大なネタバレが含まれるので、閲覧は自己責任でお願いします。

それでは、ご覧くださいませ!

【鬼ノ哭ク邦】クリア後の追加要素・引き継ぎ要素【オニノナククニ】

ストーリー性は抜群に良い!

鬼ノ哭ク邦は、輪廻転生をテーマとし、彷徨える死者の魂「迷い人」を救済する「逝ク人守り」である主人公「カガチ」の目線で進みます。

他のキャラクターは操作できない為、カガチ主導の物語となっています。

今作は徹底的に生と死について触れており、他のゲームでは味わえない空気感を感じられます。

輪廻転生の教えが根付いているため、死んだとしても、そこまで人は悲しむことをしません。悲しんでしまうと彷徨える死者の魂「迷い人」となってしまい、輪廻転生をすることができなくなってしまいます。

その迷い人を導くのが逝ク人守りの役目であり、迷い人のお願いを聞いて成仏させて上げます。

時には愛する者を失った人が、その人とと一緒にいる為に、逝ク人守が殺すことになる事も・・・。子供なしでは生きていけないという両親や、恋人とずっと一緒にいたいと願う逝ク人守を殺すこともありましたね。

この行為が正しいとは言い切れませんが、願いを聞いてあげたカガチは感謝はされているでしょう。

しかし、ストーリーの前半で主要人物が大量に死ぬこともあり、メンタルをやられる人は多そうです(^-^;自分が可愛いなと思った子は続々と死んでいったので、モチベーションをかなり失ってしまいました。

進めるのが嫌になりかけましたが、死んだ人たちの為にもと、なんとか進めて行きます。

クリア後でも、マユラの死についてはショックすぎますし、イザナはずっとパーティに固定でした。

後半からは別時代の話になり、本格的に輪廻転生のシステムに関して切り込んでいきます。

鬼ビ人「ザーフ」の記憶を見ていると、よりストーリーに入り込めますよ。

それにしても、ラスボスは思いも寄らない相手でした。

専門用語が多かった印象もありますし、ストーリーの全てを理解したとは言えませんが、ストーリー評価が高いのは間違いないです。

戦闘はそこそこ面白い!

発売前からストーリー性は良さそうだと感じていましたが、戦闘に関しては期待はしていませんでした。

体験版の範囲だと、かなりシンプルな操作でしたし、技も少なかったですしね。

ところが、本編を進めて行くうちに、扱える鬼ビ人も増え、様々な技が使えるので楽しくなります!

技の組み合わせでコンボを成立させたり、鬼ビ人を切り替えて、遠距離戦も近距離戦も有利に戦えるようにしたりと。

「技奧樹」から専用のポイントを使って鬼ビ人を強化していきますが、スキルツリーのようになっているので、どう強くしていくかもプレイヤーの自由です。鬼ビ人の特徴に合わせた技やスキルが習得できるので、育成する楽しさはあると思います。

戦闘では敵はそこそこ強めでしたが、レベルが上がれば簡単に倒せるようになります。

NORMALだと、ボス戦では負けるのが当たり前みたいな感じになりますが、工夫して倒していくのが醍醐味です!近年はボスに初見で勝ててしまうアクションゲームも多いですが、やっぱり苦戦してこそボスですよね!

ボスは全部で20体ほどでしたが、似たような感じのもいたので、もう少しバリエーションは欲しかったです。

 

 

全体的にビジュアルが良い

鬼ノ哭ク邦は、とにかくビジュアル面にも優れています。

特に風景に関しては、全体的に淡く懐かしさ感じられ、癒されることも多かったです。

そして、キャラクターに関しても、見た目が悪いと言えるキャラはいませんでしたね。

特に幼馴染の「マユラ」はくノ一っぽい衣装で、可愛さとセクシーさを併せ持っていました。

最終的にはカガチと結婚するのかなと思ったりしましたが、まさか早い段階で死んでしまうとはね・・・。マユラの死に関しては、本当に受け入れたくなかった。

鬼ビ人に関しては、美男美女動物機械とバリエーションが豊富なのは良かったです。

特にマユラの鬼ビ人「イザナ」は、美少女でダークな雰囲気がかなり好きです!

マユラへの想いも口に出したりと、パーティからは絶対に外せないほどに気に入りました。

即死アタッカーでもあるので、普通に強いのがまた良い。

全体的な雰囲気が本当に良い作品なので、ビジュアル面を重視する方は是非プレイして欲しいなぁ。

ゲームボリュームには大きな不満

鬼ノ哭ク邦は、発売前の情報で「クリアまで50時間」と言われていました。

ボリュームが無いのであれば買わないと決めていたのですが、それならばとダウンロード版を購入しました。

ところが、ストーリーが異常にテンポ良く進んでいくので、本当に50時間も出来るのかと不安を感じながら進めて行きました。

そして、クリア時間は「15時間未満」と-35時間の開きが出ましたね・・・。

10時間くらいは差が出ることはあっても、ここまで差が出ることはまず無いです。

どうプレイしたら50時間もクリアまでに掛かるのかが分かりませんし、クリア後の追加要素を入れても50時間も行かないでしょう。MANIACで縛りプレイでもしていたんでしょうか?

流石に5,000円代の価格と言えど、15時間未満では納得はできませんね。

ボリューム以外の部分は高めの評価ができますが、ボリュームのせいでかなり評価を下げました。

【鬼ノ哭ク邦】ネット上の評価・感想・レビューまとめ! 面白いが残念な部分も?【オニノナククニ】

総評

ボリュームが少ないことを除けば80点、ボリュームが少ないことを含めれば50点くらいの評価です。

「ボリュームが少ない方がありがたい!」という方は、名作に感じられるのでは無いでしょうか?

個人的には中古で3000円程度であれば、多くの方におすすめしたいかもです。